①復習して弾いてみよう
前回は伴奏の形を1種類、変化を付けただけなので、簡単だったと思います。
伴奏は全音符に戻します。
いちどーいちどーぞくしちいちどーと唱えながら左手を弾きましょう。
(C:)Ⅰ→Ⅰ→Ⅴ7→Ⅰ→Ⅰ→Ⅰ→Ⅴ7→Ⅰ
②ヘ長調に移調します
1、左手から移動します。
左手の5の指(小指)をファに移動します。
→Ⅰがファド、Ⅴ7がミド(和音は下から言います)
いちどーいちどーぞくしちいちどーと唱えながら左手を弾きましょう。
(F:)Ⅰ→Ⅰ→Ⅴ7→Ⅰ→Ⅰ→Ⅰ→Ⅴ7→Ⅰ
左手はヘ長調に移調できました。
2、両手でヘ長調で弾いてみましょう(初心者は片手ずつ)
ヘ長調はシにフラットが付きますが、メリーさんは両手ともシが出てこないので黒鍵盤は弾きません。
右手の3の指(中指)はラにおいてさっきと同じリズム、同じ指でそのまま弾いてください。
ヘ長調が弾けました。おめでとうございます。
下を聞いて答え合わせしてください。途中までです。
3、次はもう一度ハ長調に戻ります。
③全調移調に挑戦です。(左手のみ!)
いちどーいちどーぞくしちいちどー、これを半音ずつ上げていきます。
和音の真ん中の音を抜いているのでできると思います!
半音というのは黒鍵ですが、鍵盤はミファとシドの間には黒鍵盤がありません。
まずはⅠ度の和音を半音ずつ上げて全部の調を弾いてみましょう。
…半音ずつ上がって…
…
ラミまでは左手の形を固定して移調(移動)できると思います。
シファがやっかい!
ミファ、とシドの間に黒鍵盤がないことは言いました。シファは他の1度と違って白鍵盤だと距離が短くなって弾けません。音程(音と音の距離)のこと、説明するのは長くなるし、面倒なのでこれはまた後日。
とにかくラミから半音ずつ上げたら…
さらに
1オクターブ半音ずつとにかく上げていく作業を何回か繰り返してください。
できたら上のドソから半音ずつ下がってきてください。
Ⅴ7も入れて全部の調を弾こう
Ⅰが弾けるようになりました。
ⅠとⅤ7の共通点、違いは?
4つしか音がないのでわかりやすいですね。
1の指…(親指)同じ!
5の指…(小指)Ⅴ7の時に半音下げる!
半音です!白鍵黒鍵に気を付けながら(ミファ、シド)弾いてみてください。
弾けたと思います。このやり方だと、どの調が♭何個で難しいとかいう概念を持たずに手の形のみで覚えていけます。
いちどーいちどーぞくしちーいちどーの言葉に合わせて弾いてみてください。
下の図は、青がⅠ、赤がⅤ7
…半音ずつ上げて…
…
できたと思います。
移調上級の人には簡単だったかもしれないので、またこれを上級バージョンでやりますね。