①おさらい
レッスン１では、下の楽譜を弾いて左手の伴奏の形を2分音符（2回ずつ）に変えました。
レッスン２では、下の楽譜をヘ長調に移調、左手だけ半音ずつ上げていって全調移調しました。
ハ長調は両手で弾けるようになりましたでしょうか。
②右手を変奏（メロディーを変えていく）をします。
イメージが大事です
右手だけなので今日は楽しくて楽です。直観的に右手をどんどん動かしてください。
変奏のやり方として、こういうのは子供の発想が素晴らしいものが出てきたりします。
イメージ大事ですよね。
メリーさんのひつじがちょっと変わるイメージです。
ひつじのさんぽ、とか、ひつじのお食事、とか、ひつじのおひるね、とか……（しょぼい…）
イメージを膨らませて音を作っていく作業はとても大事なのですが、
手法を、知っていたら数をどんどんできるようになってくるので、始めやすいと思います。とにかく弾きましょう。
１、連打で変奏…一番簡単
これは変奏とはいえるのかというほど簡単なものです。でもまずはここから始めます。さらに4分音符のところを八分音符にしたりしてもいいですね。
イメージは…忙しいひつじ、元気なひつじなどなど。
２、リズムで変奏
リズムをちょっと変えただけです。四分音符を付点に変えてみました。
イメージ…のんびりひつじ、楽しいひつじなどなど。
３、刺繍音で変奏
まだ、指替え（指くぐり）なしで弾ける(ドレミファソのみ）内容にしています。
イメージ…やさしいひつじ、うろうろひつじなどなど
刺繍音というのは、その名の通り、 針が布の上や下を縫う様子と同じように、 ミ→ミファミにしたり、ミ→ミレミ（ミレ♯ミ） にしたり隣の音行って帰ってくる、 弾きやすく、結構高度な変奏です。
４、重音で変奏
重音で変奏…この曲を指替えしないでやるのはちょっと無理がありますが…。
こんな感じからだと、取り掛かりやすいと思います
段階をふんで少しずつレベルアップしていくと、ジャジーなかっこいい変奏や、即興で曲を作りやすくなっていきます。
イメージは…元気なひつじ、ですかね。
基本はここまでです。
まだまだいける！という人は次のステップへ進みたいと思います。
即興で組み合わせていきましょう！
２のリズムと３の刺繍音！
合わさっていくと、もう無限の可能性があります。わくわくしますね！
1の連打と４の重音を組み合わせた一例
2のリズムと３の刺繍音を組み合わせた一例
重音は難しいですが、和音のことを理解していくと弾けるようになってきます。
できたら、両手で弾いてください！
今回はここまでです。
次のレッスンをお楽しみに！
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