編曲をレベル別に分ける
初級、中級、上級
一般的なレベルを考察。
世の中には明らかに出されているレベルが違うものがあります。
中級って言っても明らかに上級レベルだったりします。
なぜなら、
主観に基づくからです。
話がピアノのみに絞られますが。
初級、中級、上級の割合は??
ピアノ人口全体が200万人いるといわれています。
ググりましたが、統計見つけられませんでした。^^;
私の今までの生徒さんや周りのピアノ界での狭い世界ですが、
初級~中級レベルが大半です!^^;
コンクールに出て賞をもらっていても、その曲は上手に弾けてもソルフェージュ力が育っていなかったりする方は意外と多いです。
私が推測するに、初級が6割120万人、中級がその半分の3割の60万人、上級が1割20万人程度ぐらいではないでしょうか。。。
初級:中級:上級=6:3:1
さらにブランクがあると、レベルが少し戻ったりもするので、結構この数字が当たっている気がします。
楽譜の需要
ただ、初級の人は楽譜を買って楽しむ余裕というものがあまりない気がします。
楽譜の需要としては完全に
上級>中級>初級
です。
上級になれば、どんどんいろんな曲を弾いて楽しむことができます。
でも初級の人でもあの曲が弾きたい!という情熱があれば難しい曲にもチャレンジできたりするので一概には言えません。
母数が多いか、需要が高いか…
楽譜のレベル
私が作った楽譜は細かく分けています。
5段階で
☆★★★★…初級
☆☆★★★…初中級
☆☆☆★★…中級
☆☆☆☆★…中上級
☆☆☆☆☆…上級
詳しく解説します。
初級
・ブルグミュラー以前。バイエルやバスティン。または楽譜は学校で習ったくらい読める大人の初心者の方。
でも、ここがすでにブルグミュラー程度の楽譜がほとんどです。
ポピュラー音楽のむつかしさ
童謡や単純なメロディーならいいとは思うのですが、ポピュラー音楽などの歌曲は楽譜で見るとすごくややこしく見えます。
・リズムが、タイでつながれて見にくい。
・弱拍強拍が逆になったりするため右手と左手にズレがあったりする
歌なら簡単に歌えるのに楽譜にしたらにすっごく難しくなります。
ここを結構私は深刻にとらえています。
せっかく買った楽譜が難しくて弾きにくい。
身近にピアノ詳しい人がいて簡単にする方法を聞ければいいですが、なかなかそれも難しいです。
ちょっとしたリズムや指でものすごく難しくなります。
今回の「紅蓮華」の初級の楽譜はポジション移動を少なく、指も工夫してほとんど動かないで弾けるようにしています。
初級はとにかく弾きたい曲に触れてみる、それにつきます。
初中級
・ブルグミュラーレベル
ツェルニー100番、30番初めくらいです。
発表会でも好きな曲を弾いたりどんどんできることが増えてきます。
ちょっとずつ練習が嫌でなくなり(笑)、楽しさが増えてきます。
中級
・ソナチネレベル
多分、このあたりから急に上達します。
譜読みが速くなり、ある程度の和音の予測が立ち始めます。
高度なテクニックは難しくても、表現力も音楽としてかなり広がりが出てくる頃です。
中上級
・ソナタレベル
ピアノ弾く人がこの辺りは弾けるようになりたい、目指すレベルです。
私はこの中上級は、プロがまぁまぁ楽に人前で弾けるレベルだとも思います。(笑)
ソナタにしてもレベルの差がものすごくあるのでなんとも…ですが、
ショパンで言うと子犬のワルツ、幻想即興曲とかそのあたりでしょうか。
上級
・ショパンエチュードを弾けるレベル。
弾けない曲はほぼないくらいのレベルです。
プロが人前で弾くのにもかなり練習がいる曲。(笑)
リストのラ・カンパネラ(人前で弾くには練習死ぬほどしないと…笑)とか。
私の中ではこんな感じです。
昨日、紅蓮華の中級も楽譜を作りました。
紅蓮華の中級も作りました。
https://store.piascore.com/scores/60869
↑中級にしましたが、詳しくレベルを分けると中級と中上級の間です。☆3.5です^^;
初級(楽譜はこちら…https://store.piascore.com/scores/60650)
初中級(楽譜はこちら…https://store.piascore.com/scores/60661)
もご紹介しているので聞き比べていただいてもいいかもしれません。
楽譜も指使いをこだわってつけていますし、歌詞やコードネームもつけてフル装備ですので…是非お勧めです。
それでは次回をお楽しみに!